http://news.mynavi.jp/news/2013/10/24/065/index.html
アドビシステムズによると、50.9%の人がSNSのプロフィール画像に「自分の写真」を使用しているのだそうです。
調査地区は、東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 茨城 / 栃木 / 群馬
対象となったSNSは、Twitter / Facebook / LINE
年齢層及び調査人数は、15～49歳の824名 とのこと。
一昔前は、インターネットもここまで普及はしていませんでしたし、どちらかと言えば匿名性の高さに注目が集まっていたような気がします。
そのため、ネットに慣れている人ほど、自分の身元が割れるような写真は使わないという傾向でした。
ぱっと見た時は、時代も変わったもんだなあと思いましたが、調査範囲が限定的なため、昔との比較に使えるかと聞かれると少々疑問です。
地区はともかくとして、調査対象のSNSがTwitter、Facebook、LINEと主流のものばかりですが、mixi、GREE、Mobageといった類のものが含まれていません。
Facebookはそもそも、昔から本名で登録するのが主流のSNSなので、自分の顔写真を使用しても何の不思議もありませんし、抵抗も少ないはずです。
LINEやTwitterは、度々利用者の問題行動がメディアに取り上げられているように、知り合い同士だけで使われる、「閉じたネットワーク」と誤解している若年層が多いように見受けられます。
知り合い同士でしか使わない、という意識があれば、自然と自分の写真を使ってしまっても不思議ではありません。
その点、後述したようなSNS（mixi、GREE、Mobage）においては、匿名性の有効利用という昔ながらの特徴が残っていますし、アバター機能の充実も相まって自分の写真をプロフィール画像にしているような人は、大分少数派なのではないでしょうか。
こういったことから考えると、利用者の意識が変わったというよりは、使われているSNSの性質の違いということで考えがまとまりました。
というわけで、こういったアンケート結果が出ているからといって、無闇矢鱈にSNSのプロフィール画像に自分の写真を使うのはオススメしません。
プロフィール画像だなんて、ただのデータでしかありませんので、回収して悪用も簡単にできてしまうわけですから。
特に、自分の写真を使うのは女性の方が多い、という結果が出ているようですし、出会い系やアダルト系のスパムに代表されるように、女性の顔写真は簡単に悪用されます。
まあ、世の中女性というだけで群がるような男性が腐るほどいますので、注目されたい意識の高い女性なんかは喜んで自分の写真使うんでしょうけど・・・。
とりあえず、SNSはインターネット上のサービスです。
インターネットは全世界と繋がっています。SNSは決して閉じたネットワークなんかではないのです。
写真に限らず個人情報の公開は、そこに潜むリスクを理解した上で慎重に行うようにしましょう。
----------
ランキング参加中です。
記事が気に入っていただけましたら、よろしければクリックのご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿